今治市役所すぐ近くの心療内科(精神科)アキクリニックでは認知症検査と検診も実施しています。

アルツハイマー型認知症など各症状別の認知症ともの忘れ外来にも対応できます。

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愛媛県今治市 認知症(アルツハイマー)
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愛媛県今治市 神経症(心気症、パニック障害、強迫性障害、社交不安障害)
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愛媛県今治市 認知症
アルツハイマー病のお年寄り認知症ページの目次
・認知症の症状
・認知症の予防
・認知症の治療と対処
通院頻度の目安
・認知症の検査
※このページの該当欄へ移動します。
認知症の症状
認知症の主な症状の特徴は以下の通りです。
@最近、もの忘れが多い。
A数分前のことも忘れている。
B食べたこと自体を忘れるなど出来事や経験自体を忘れてしまう。
C本人にもの忘れの自覚がないか、あっても深刻味に欠ける。
D「なくなった」「盗られた」と言うことがある。
E元気がなく家で寝てばかりいる。
F計画を立ててものごとを行うことができなくなり、社会適応が困難になる。
G動物や虫が見えたり、来てもいない人が来ているなどの発言を認める。
H寝ぼけ様の言動を認める。
 (夢の中での行動が、そのまま現実の行動となって現れてしまう)
I動作が緩慢になった。
J性格が変わり、怒りっぽくなった。
K反社会的、脱抑制的な言動が出現してきた。
L毎日同じことを繰り返すようになった。
M言葉が出にくくなったり、言い間違いが多くなった。
認知症の症状として表面化する言動や行動
※参考:『認知症』(ウィキペディア)
 代表的な認知症にはアルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビ−小体型認知症、前頭側頭型認知症などがあります。

そして、それぞれの認知症の症状には特徴があります。
アルツハイマー病 大脳の側頭葉という場所の内側の海馬という部分を中心に脳の萎縮があります。
 アルツハイマー病は、もの忘れが前面に出ます。
認知機能の障害の中で記憶障害(もの忘れ)が突出しています。

たとえば、ついさっき話したことも忘れてしまいます。
また「自分のものを盗られた」等という、もの盗られ妄想も高頻度で出現します。
※症状の特徴:1、2、3、5に該当
※参考:『アルツハイマー病』(ウィキペディア)
血管性認知症 脳の血管が詰まったり(脳梗塞)、破れたり(脳出血)して脳の血流循環が悪くなり脳の一部が壊死してしまいます。
 血管性認知症の病初期は、もの忘れは比較的軽く、物事を順序立てて行うことが困難になったり、意欲の低下や無関心などの症状が目立つようになります。
※症状の特徴:6、7
※参考:『脳血管性認知症』(ウィキペディア)
レビー小体型認知症 全般性の脳萎縮がありますがアルツハイマー型と比べると海馬の萎縮は軽度とされています。
 レビー小体型認知症は鮮明で生々しいリアルな幻視(人、動物、虫など)やパーキンソン症状、レム睡眠行動障害などが出現します。
※症状の特徴:8、9、10
※参考:『レビー小体型認知症』(ウィキペディア)
前頭側頭型認知症
前頭側頭型認知症は病初期から人格や行動面の障害が見られます。
※症状の特徴:11、12、13
 また、一般的に認知症というと「治らない」といったイメージをお持ちの方も多いと思われます。

しかし正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫といった病気など、適切な治療によって回復が望める「治療可能な認知症」もあります。

たとえば「3月までは全然問題なかったのに4月頃から急に認知症のような症状が見られるようになった」とご家族が言われる場合があります。

このようなアルツハイマー型認知症等と異なり(比較的)急に発症した場合には、正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫を疑う必要があります。

そして、この2つの病気などは外科的治療の対象となります。

 当クリニックでは診察の結果、正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫などが疑われる場合には脳外科病院をご紹介しています。
・正常圧水頭症
脳の中に水(脳せき髄液)がたまり脳を圧迫することにより認知症のような症状が出現する。
※参考:『正常圧水頭症』(ウィキペディア)

・慢性硬膜下血腫
頭蓋骨と脳の隙間に血がたまり見当識障害などの認知機能障害が出現する。
※参考:『慢性硬膜下血腫』(ウィキペディア)
 上記以外にも認知症の症状を引き起こす原因となる病気は数多くあります。
そして、その原因となる病気により治療内容や処方する薬の種類などの対処方法が異なります。

当クリニックでは、日本認知症学会認定の専門医が在籍することにより
正確な診断を心がけ、原因となる病気を特定して治療と対処するよう努めています。
認知症の予防
 アルツハイマー病を含め、認知症の原因となるほとんどの病気は根本的な原因が分かっていません。

一方、たとえば血管性認知症のように、早期に発見できれば予防が可能と云われている認知症もあります。

 脳梗塞や脳出血などの脳血管障害を患うと血管性認知症を発症する可能性があるため、脳血管障害を患わないようにすることが予防につながります。

つまり、脳血管障害の危険因子と云われている糖尿病や高血圧、脂質異常症等がある場合には、それらをしっかり治療する(コントロールする)ことが脳血管障害を患うのを防ぎ、血管性認知症の予防につながるのです。
愛媛県今治市 心療内科(精神科)アキクリニックの電話番号:0898-32-4886
愛媛県今治市 心療内科(精神科)アキクリニックへのアクセス方法とお問合せ案内
愛媛県今治市 認知症の治療と対処方法
認知症の症状は中核症状と周辺症状の2つに分けることができます。

・中核症状
もの忘れを中心とした認知機能(知能)の低下に伴う症状。

・周辺症状
さまざまな精神的な症状や問題行動。

現在、薬物療法で中核症状を根本的に治すためのお薬はありません。

しかし薬を服用していただくことにより
認知症の進行を遅らせることは可能です。
一方、周辺症状に関しては適切な薬物療法を行うことで症状の改善が期待できます。

ただし治療において
 当クリニックにおける認知症の治療では、薬物療法と非薬物療法を併用し総合的な治療をすることで認知機能の低下(中核症状)を少しでも遅らせ、精神的な症状や問題行動(周辺症状)を改善して精神的にも安定した生活を送れるようにすることを目指します。

 当クリニックでは、非薬物療法を行う医療型デイケア“ココテラス”を併設し運営することにより、薬物療法に加え非薬物療法を行うことが可能です。
愛媛県今治市 認知症医療型デイケア・サービスのココテラス
認知症の通院頻度の目安
 通院開始後は、症状の変化の確認や薬物療法による治療も行っている場合など、その効果判定や副作用等の有無を確認するために1〜2週間に1回程度の受診が必要となります。

その後、状態が安定すれば1ヶ月に1回などの通院頻度になります。

当クリニックには数ヶ月に1回の受診という患者様もいます。
愛媛県今治市 認知症の検査
 当クリニックでは認知症の検査を実施しています。

既に認知症の症状が出ている方や、まだ症状が出ていなくても認知症になっていないか心配な方などが検査を受けられています。
認知症の検査内容
 検査内容には血液検査、知能検査(神経心理学的検査)、頭部画像検査などがあります。甲状腺機能低下症やビタミンB1欠乏症などより認知機能障害が起こることがあります。

その確認をするために血液検査を行います。

 そして当クリニックでは詳細な知能検査を行うことができます。
この知能検査を受けることで以下について判断することができます。

・今は認知症の心配はないのか?
・既に認知症になっている可能性が高いのか?
・認知症予備軍的な状態にあるのか?
※知能検査の時間は30分程度です。

 また頭部画像検査を行う必要がある場合には近隣の脳外科病院をご紹介させていただいております。
その際、当クリニックで紹介状を作成しますのでスムースに頭部画像検査を行うことができます。
・血液検査:2,970円〜3,900円(3割負担)

・知能検査(神経心理学的検査):1,350円(3割負担)

※頭部画像検査の必要がある場合には近隣の脳外科病院をご紹介させていただきます。

 また、保険適用外(自費)となりますが、希望される方に以下の血液検査も行っております。
※この検査時に認知症と診断されていない方が対象となります。
MCIスクリーニング検査
・費用:22,000円(税込)

 正常でもなく認知症でもない境界状態と考えられている軽度認知障害(=MCI)の高齢者は全国に400万人以上いると推計されています。

この軽度認知障害のリスクを測定するための検査です。

 軽度認知障害はアルツハイマー病を含めた認知症の前段階をかなり多く含んでいるとされています。

そのため、MCIスクリーニング検査でリスクを事前に把握し軽度認知障害の段階から治療や働きかけを行うことで認知症への移行を予防します。

また仮に認知症に移行した場合には、ごく初期の段階から進行を遅らせる可能性などが期待されています。
ApoE遺伝子検査
・費用は16,500円(税込)

 アルツハイマー病発症の原因とされているβアミロイドというたんぱく質の働きに関与しているApoEという遺伝子にはいくつかのタイプがあります。

そのApoEの対立遺伝子であるApoE4はアルツハイマー病を引き起こす要因を持っていると云われております。

アルツハイマー病の発症は遺伝的要因以外に加齢や生活習慣なども関係しています。また、糖尿病や高血圧がアルツハイマー病のリスク因子と云われています。

 生活習慣の改善や適切な予防を行えば、アルツハイマー病の発症を防ぐことや遅らせることができると最近の研究でわかっています。

このApoE遺伝子の型を調べることでアルツハイマー病発症リスクを知り、生活習慣の改善や適切な予防に活用できます。

ApoE 遺伝子検査はアルツハイマー病の発症のリスクを調べるものです。
 将来の発症の有無を判定するものではありません。
愛媛県今治市 心療内科(精神科)アキクリニックの診療時間と今月の休診日
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